転職活動中は、選考に落ちた企業からの不採用通知に「〇〇様の今後のご活躍をお祈り申し上げます」という一文が記載された、所謂「お祈りメール」が届くこともよくあるでしょう。
採用が決まらなかった悔しさから、落ちた企業に対して「潰れろ」と思うのは自然なことです。
しかし、思うだけなら良いですが、落ちた企業に仕返しや嫌がらせをしてしまうのはおすすめしません。
その理由と、仕返しや嫌がらせをしたくなったときの対処法について解説します。
落ちた会社に「潰れろ」と思うのは当然のこと

選考に落ちた会社に対して「潰れろ」と思うのは当然のことであり、特段責められるようなことではありません。
自分が思うようにならなかったことに対して、怒りや悔しさが湧き上がるのは人間として当然の感情です。
しかし、その感情をそのままアウトプットすることは、あまり良い結果を生みません。




お祈りメールに返信して嫌味を言ってもいい?




所謂「お祈りメール」が届いた場合、返信して嫌味を言いたくなることもあるでしょう。
そんなときはどうすれば良いのかについて解説します。




メールに返信して嫌味を言うのはおすすめしない
結論から言うと、お祈りメールに返信して嫌味を言うことはおすすめしません。
そのようなメールは、採用担当者が個人的に送っているわけではなく、企業のルールに従って送信されているものです。
そのため、嫌味を言われた採用担当者は、自分自身が悪くないにもかかわらず攻撃されたと感じる可能性があります。
そもそも、企業からするとそのような行動を起こす候補者に対して良い印象を持つわけがないので






この候補者は採用しなくて良かった。自分の判断は正しかった。
と思われてしまうだけです。
嫌味を言うより口コミサイトに投稿する
選考中の企業側の対応で、ハラスメントや誹謗中傷などの問題があった場合に限りますが、口コミサイトに投稿するという手もあります。
口コミを投稿する際には、事実を具体的に書くことが大切です。
例えば






面接で結婚や出産の予定はあるかを聞かれて、あると答えたらあからさまに難色を示されて人格否定をされた。
というように具体的な事実を書くことで、他の求職者にとっても参考になる情報となります。
ただし、投稿する内容が虚偽であったり誹謗中傷に該当すると、企業から訴えられる可能性があるため、注意が必要です。
ほとんどの転職口コミサイトでは在籍していた企業の口コミしか投稿できないため、入社すらしていない企業の口コミを投稿できるとすれば、Googleの口コミ等が該当します。
どうしても悪口を言いたいならSNSの鍵垢で
SNSで企業の悪口を言って拡散したいという気持ちになる人もいると思いますが、結論から言うと、誹謗中傷や営業妨害として訴えられるリスクがあるためおすすめしません。
どうしても悪口を言いたいのなら、親しい知り合い数人しか閲覧できない鍵垢(鍵付きアカウント)で行うようにしましょう。
鍵垢であれば他の人にバレる心配がありませんが、SNSの不具合や仕様変更により投稿が流出してしまう可能性もあるので、一度鍵をかけたら外さないようにする、知り合いでない人からのフォローは許可しない等の注意が必要です。
落ちた企業に仕返しや嫌がらせをするのはおすすめしない理由




前述の通り、落ちた企業に仕返しや嫌がらせをすることはおすすめしません。
その理由は下記の通りです。
- 同じ業界で働くなら話が回る可能性がある
- 取引先になる可能性がある
- 再応募して採用される可能性を捨てることになる
同じ業界で働くなら話が回る可能性がある
落ちた企業と同じ業界で働く場合、選考に落とされた仕返しや嫌がらせをした事実が業界内で周知されてしまうことがあります。
将来その業界で仕事がやりづらくなる可能性があるため、仕返しや嫌がらせはおすすめしません。
取引先になる可能性がある
落ちた企業が、自分が勤める企業の取引先になることもあります。
選考に落とされた仕返しや嫌がらせをした場合、その事実がバレてしまうと、自分が所属していることで進んでいた取引が中止になったり、今後取引はしないと言われてしまう可能性があります。
自分が勤める企業に損害を与えてしまうことになるため、仕返しや嫌がらせはおすすめしません。
再応募して採用される可能性を捨てることになる
選考に落とされたことで仕返しや嫌がらせをした場合、当然ですが再応募したときに採用される可能性はゼロになります。
今回は不採用でも、数年後に実務経験を積んで挑戦すれば再度採用される可能性もあります。
今後再応募する可能性が少しでもあるのなら、仕返しや嫌がらせはおすすめしません。




まとめ
選考に落ちた企業に対して悔しさや怒りを感じるのは当然のことですが、感情にまかせてアウトプットすると、良い結果を生みません。
お祈りメールに返信して嫌味を言うことは控え、口コミサイトやSNSで営業妨害や誹謗中傷にならない程度のアウトプットに留めるようにしましょう。選考に落とされたことから仕返しや嫌がらせをすることも、自分自身の将来に悪影響を与える可能性が高いため、おすすめしません。
転職活動はいわば求職者と企業のマッチングです。
1つの企業の選考に落ちたからといって、あなたに価値がないわけではないので、嫌がらせに労力を割くよりも、自分を評価してくれる企業を探した方が建設的です。







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